家づくりやリフォームのときに参考にしたい!外壁塗装に関する情報を紹介します

このサイトは、家の重要なリフォームの一つでもある外壁と塗り替えについての情報をご紹介しています。
外壁リフォームと呼ばれることもありますが、その中でも外壁塗装は10年サイクルで行うことで家の劣化を予防して家を守る結果に導く重要なリフォーム工事です。
一戸建てにかかる塗装工事の工期がどのくらいになるのか、それと10年サイクルといわれているけれども、実際にはどのくらいの頻度で行うのが良いのか解説するので参考にされると良いでしょう。
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家づくりやリフォームのときに参考にしたい!外壁塗装に関する情報を紹介します
- 外壁塗装を施すことで得られるメリットとは?
- 家だけでなく住人の健康も守ることができる外壁塗装
- 外壁塗装は色目が重要!家に合うカラー選びのコツ
- 外壁塗装を安心して任せることができる業者とは?
- 和風の家をおしゃれでモダンに見せる外壁塗装のコツ(2023/4/21)
- 外壁塗装の工事をするときは近所に挨拶に行こう(2023/4/21)
- ツートンカラーの外壁塗装をおしゃれに塗るコツ(2023/4/21)
- 外壁塗装とサイディングの違いと選び方(2023/4/21)
- 外壁塗装を行うときにするべき養生と足場の必要性(2023/4/21)
- ヒビが入った外壁に外壁塗装をするべき理由(2023/9/21)
- 外壁塗装を成功させるために活用したいカラーシミュレーションとは?(2023/9/21)
- 外壁塗装の手抜き工事とは?予防するための対策も知ろう(2023/9/21)
- 外壁塗装をした後に必要なメンテナンスとは(2023/9/21)
- 小面積の外壁塗装ならセルフでも可能?(2023/9/21)
家づくりやリフォームのときに参考にしたい!外壁塗装に関する情報を紹介します
外壁塗装は、劣化している外壁の機能を新築のときと同じ状態に戻すリフォーム工事です。
外壁のリフォームには外壁塗装以外にも、サイディングの張替えや外壁の上から建材を張り付ける重ね張りなどの手法もありますが、重ね張りは下地をそのままにして上から新しい建材を張り付けるので劣化している部分がそのままです。
なお、外壁塗装は塗装面積が広くなることでコストも高くなるので家づくりをするときに外壁の面積をなるべく減らすことで将来的なメンテナンスのコストを削減できるようになります。
外壁塗装を施すことで得られるメリットとは?
外壁塗装はヒビやサビや剥がれなどの外壁の劣化から守る為に、とても必要なメンテナンスです。
また外壁の美観を守る為にも重要なメンテナンスで、適切なタイミングで施工を行いたいものです。
外壁塗装と一括にしても様々な塗料があり、それぞれに特徴があります。
自分の家が経つ環境や予算に合わせて希望に合った施工を早めに行うことで、家全体を守ることが可能です。
外壁塗装を施すことで得られるメリットとしては、美観の保持や家の保護が挙げられます。
日々の紫外線や風雨は強い負担がかかる為、外壁は劣化が進みやすい部分でもあります。
また塗料によって遮熱機能を持つ塗料や防水機能を持つものや、防汚機能や防カビや防藻機能や防錆機能などに優れている塗料もあります。
機能性を重視して家が経つ環境に合わせ塗料を選ぶことで、家の長持ちに繋がり住まいの資産価値を守ることが出来ます。
将来住まいを売却することを検討している人や、将来の相続に備えたいと言う人には外壁塗装は欠かすことの出来ないメンテナンスです。
家だけでなく住人の健康も守ることができる外壁塗装
外壁塗装は大切な家を日々の風雨や紫外線から守るために行う作業ですが、実はその方法によって住人の健康を害する場合もあります。
では、どのような塗装をすれば住人を守ることが出来るのでしょうか。
外壁塗装に使用する塗料の中にはトルエンやキシレンなどのVOC(揮発性有機化合物)の放散量が多いものがあり、これはシックハウス症候群や化学物資過敏症を引き起こす原因になります。
このVOCを避けるには、VOCが少ない水系塗料を用いるか、更に安全性を求めるならばVOCを全く含まない自然系塗料を使用するといいでしょう。
最近では、亜麻仁油を用いた自然系塗料も出てきています。
亜麻仁油は塗膜になる成分である樹脂であると同時に溶剤としての役割も持っています。
外壁に使う塗料は内装に用いるそれよりも危険度は低いですが、化学物質に敏感な体質の人の場合には塗料の性能だけではなく、健康への影響に気を配って塗料を選択することも大切です。
外壁塗装は色目が重要!家に合うカラー選びのコツ
家を守る為に必要なメンテナンスである外壁塗装は、ヒビやサビや剥がれなどを防ぎ家の劣化を防止することが出来ます。
また塗料によっては遮熱機能や防錆機能といった機能性を向上させる塗料もあり、外壁塗装の耐久性を上げることも出来ます。
機能面の向上が期待出来る外壁塗装ですが、美観の保持といった見た目の綺麗さにも役立つメンテナンスです。
家を建てた際に塗装されていた色とは全く違う色を選ぶことも出来るので、塗料の種類とともに色選びにもこだわって塗装を依頼することをおすすめします。
家に合うカラー選びのコツとしては自分の好きな色の系統を頭に入れながら、近隣の家と調和出来るものになるのかをイメージします。
塗装を行う業者は施工事例の画像をたくさん持っているので、色のイメージで仕上がりがどうなるのかをチェックしておくのも良いです。
また汚れにくさや色褪せしやすいカラーなども、事前に知っておくのも大切です。
パソコンなどを使用してシミュレーションを行い完成図を見て、イメージを膨らませることも失敗しない為には必要です。
外壁塗装を安心して任せることができる業者とは?
安くない買い物の外壁塗装は信頼できる相手に任せたいものですが、安心して任せられる業者にはどのような条件があるでしょうか。
外壁塗装が安心なのはやはり、実績が豊富で知名度も高く、評価の多くがポジティブという業者です。
具体的には会社が設立から10年以上が経過していたり、営業エリアが広くて広範囲で名前が知られているなどです。
また年間の工事件数が多くて口コミ評価が高いこと、料金だけでなく接客対応や工事の丁寧さについても評価されていることが重要となります。
逆に設立から日が浅くて実績に乏しく、口コミも殆どないような会社に外壁塗装を任せるのは考えものです。
多くの人達が知っていて一定以上の評価がされている、それが外壁塗装を相談したり、工事を任せる相手を選ぶ基準になります。
いくら評判が良くても変動が大きいのはNGなので、長期にわたり安定的にポジティブな評判が続いていることも重要ですし、ポイントを押さえて比較検討をすれば、優良な候補が思いの外簡単に見つかるのではないでしょうか。
和風の家をおしゃれでモダンに見せる外壁塗装のコツ
和風の住宅にお住いの方が後に外壁塗装を行うには、選ぶカラーは洋風住宅とは異なりおしゃれでモダンに見せることができるように、厳選することが必要です。
まずは当然ながら派手な色、原色系は使わないことが前提にあり、できるだけ自然素材に近い色選びが重要になります。
該当するカラーは白系やグレー系、ブラウン系や薄いオレンジ系、濁りのある薄いグリーン系などもあり、全ての塗料は綺麗なトーンではなく落ち着いた雰囲気に仕上がるように濁りを入れることが最適ではないでしょうか。
自然素材に近い色の場合は、素焼き風や漆喰などをあげることができ、内装資材に使われる漆喰の色を採用してもモダンに見せることができます。
外壁塗装を行う際には、特に和風住宅では慎重な色選びが欠かせないので、もしも迷ってしまう場合はカラーシミュレーションを行う外壁塗装の専門会社に依頼をすることが最適です。
カラーシミュレーションはグラフィックソフトで作成をするものなので、いくつかのパターンを作成してもらえばおしゃれでモダンという希望を叶えられます。
外壁塗装の工事をするときは近所に挨拶に行こう
住宅密集地などで外壁塗装工事を行う場合には、必ず事前に近所への挨拶を行っておくことが重要です。
足場を組む際や実際に工事を行っている際に発生する騒音、塗料のニオイや出入りの作業車両の走行など、普段は静音で住環境の良好な住宅地において外壁塗装工事を行うことで生じる問題は、迷惑に感じる方も少なくありません。
もちろん、どの住宅においても10年程度を目安として外壁塗装工事を行うことが必要ということもあり、お互い様である一面もあるものですが、良好な近所付き合いを継続していくという観点では事前の挨拶が大きな意味合いを持ってくることに間違いないでしょう。
挨拶に行く際には、工事期間はどの程度の長さとなる予定であるかということや、騒音等で迷惑をかける可能性があることなどを正しく伝えて理解をもらうようにしたいものです。
菓子折りや商品券などの挨拶の品を添えておくと、なお良いでしょう。
外壁塗装の施工会社が代わりに行ってくれる例もありますので、あらかじめその確認もすると安心です。
ツートンカラーの外壁塗装をおしゃれに塗るコツ
ホワイトとブラウンのツートンカラーを選ぶと、外壁塗装工事を行った後の施主の満足度も高まります。
確かに一色で統一感のある建物にすることも可能ですが、2色を活用してアクセントのあるデザインを選ぶのが時代の流れです。
ところが2種類の色で同一面積で塗り替えた場合には、建物の魅力や存在感が小さくなるのが実情です。
したがってツートンカラーの外壁塗装工事を行うときには、メインとなる色を決める必要があります。
施工実績が豊富な会社であれば、カラーシミュレーションを活用して魅力あふれるプランを提示できます。
一方で日照時間が短い都市部の密集地では、建物全体を明るい色で塗るのが理想的です。
過去の塗装の実例を参考にすると、周囲の景観や日照などの条件に合ったプランを選べます。
更に耐久性や機能にもこだわって塗料を選ぶと、外観がお洒落で快適な住まいになります。
遮熱性に優れた塗料や汚れが付きにくい塗料を選ぶと、2色に塗り分けた住まいへの愛着も高まります。
外壁塗装とサイディングの違いと選び方
外壁塗装を行う際には、外壁材がサイディングであっても種類によって違いが生じてしまいます。
金属製や樹脂製のサイディングの場合では、新築時から1色で塗られていることが多く、表面の塗膜が劣化したタイミングで好みの色の塗料で外壁塗装を行う方法で何ら問題はありません。
一方で窯業製の場合はレンガ風や石材風など何らかの柄が入っていることが多く、新築時には見栄えが非常に良いことで現在では主流として使われていますが、経年劣化により外壁塗装をする際には、1色で塗り替えをする方法になるとせっかくの柄を全て失ってしまうデメリットがあります。
窯業製で外壁塗装を行う際に柄を長く保つ選び方は、早い段階で透明の塗料を塗る方法があります。
艶を半分以下に調整をして透明塗料を塗ることで表面の保護を行うことができ、2回目以降は高圧洗浄機で外壁を洗い流してから再度透明塗料を塗り続けると一応は長持ちさせられます。
この方法は効果的ではありますが、下塗り剤を使えない欠点があるので、柄入りのお洒落な外観を保ちたい方は、3回目以降は重ね張り工法で外壁材を張る方法がベストではないでしょうか。
外壁塗装を行うときにするべき養生と足場の必要性
外壁塗装工事を行うとき、家の周囲に作業用の足場を取り付けます。
外壁塗装は軒天井などのような屋根と外壁の間の場所も塗り替えを行いますし、高所での作業になる関係から足元が安定していることが作業者の安全確保に繋がります。
仮に、足場を設置せずに工事を行うと梯子を使えば作業はできるけれども、塗装する場所が広範囲になるのでその都度位置を移動させるなどの手間がかかりますし、梯子に乗り塗装を行うのはとても危険です。
足場には踏み台となる場所以外にも、上下移動を容易にするための階段が取り付けてあります。
塗装に使う塗料の運搬や高圧洗浄作業のときに自由に移動できるようにする、このときも安全にできるようにするなどの重要な役割を持ちます。
それと、周囲には養生を設置することになるのですが、これは高圧洗浄の際に水しぶきなどが近隣住宅に飛散しないための防止、それと遮音などの効果も期待できるので外壁塗装工事を行うときにはこれらは欠かせない設備になります。
ヒビが入った外壁に外壁塗装をするべき理由
外壁にヒビが入ったけどそのままにしている人は、いますぐ外壁塗装をするようにしましょう。
そのまま放置していると更に悪化をして、大規模な修繕が必要となるおそれがあるため、そのようなことにならないためにも早めに対処する必要があります。
外壁というのは外壁塗装によって保護されているため、ヒビが入った状態はそれが機能していないことになります。
すぐに悪影響が出るわけでなくても、確実に外壁を劣化させていきます。
悪影響が出始めた頃には、修繕費もかさんでしまうとなりがちなので、気づいたときに外壁塗装をしなければならないのです。
数年以内に立て直す予定があったり、近々引っ越すことになっているのであれば放っておいても問題はありませんが、長く住み続けるつもりであれば、すぐに対処するのがおすすめです。
家に長く住むことができるかどうかは、日頃のメンテナンスが重要であり特に外壁塗装の重要性は高いので、頭の片隅に入れておくようにしましょう。
外壁塗装を成功させるために活用したいカラーシミュレーションとは?
外壁塗装を成功させるためには、さまざまなサービスを活用した方がおすすめです。
外壁塗装を依頼できる会社の中には、依頼者が塗装を成功させるために役立つサービスを提供しているお店もあり、こうしたお店に依頼することで外壁を理想通りに塗装しやすくなります。
カラーシミュレーションというサービスをしているお店もあり、こうしたサービスを利用することで、自分の好みに合った壁のカラーを見つけることができます。
カラーシミュレーションを使用すれば、コンピューター上で塗装をしたい部分に好きな色を塗って、雰囲気を確かめることができます。
実際に写真で見てみなければどのような雰囲気になるのかわからないので、子したサービスを利用することは、依頼者にとって大きなメリットがあります。
塗装をしたいと考えていた色で試してみて、実際に見てみたら建物と合わないようなこともあるので、色を塗る前に失敗を避けることができます。
さまざまな色を試すことができるので、その中から最適な色を見つけられます。
外壁塗装の手抜き工事とは?予防するための対策も知ろう
外壁塗装は下地調整をいかに丁寧に行うのか、これにより塗装品質が変わるといいます。
手抜きを行う施工業者の場合は、下地調整を簡略化して行うので完成したときはきれいな状態でもしばらくすると塗装の膜がはがれてしまうこともあります。
外壁塗装に使うペンキは、そのまま使うタイプと水もしくはシンナーと薄めて使うタイプがあります。
水もしくはシンナーで薄めることを希釈と呼び、塗料の種類などにより希釈率が変わります。
より多くの水やシンナーを使って薄めると少ない塗料で多くの面積を塗装できるメリットがありますが、その反面塗装の品質が悪くなります。
手抜きを行う施工業者の中には決められた希釈率を守らない、下地調整を適当に行う、3回の重ね塗りも2回で終わらせることもあるなど注意が必要ですが、これらを予防するための対策として有効なのは定期的に作業現場を見学するなど、施主が常に監視していることを業者側にアピールすることです。
外壁塗装をした後に必要なメンテナンスとは
外壁塗装をした後に気になるのは、良好な状態を保つのに必要となる適切なメンテナンスではないでしょうか。
メンテナンスフリーを謳う外壁塗装もありますが、一般的には10年に一度塗り替えが必要といわれています。
通常は特にお手入れをしなくても、雨が汚れを洗い流してくれるので、綺麗な状態を保つことができます。
しかし天気の良い日が続いたり、交通量の多い道路に面している外壁については、定期的に状態を確認して必要に応じたお手入れをすることが必要です。
砂埃などの付着が外壁塗装の劣化要因になるので、雨で洗い流されない場合は、自分で汚れを洗い流すことになります。
手の届く範囲で構いませんから、ホースを伸ばし水を掛けて洗い流すことをおすすめします。
狙い目は水分の乾きが早い、気温が高くて空気が乾燥している季節で、適度な風がある日を選ぶのが望ましいです。
それ以外のお手入れについては、専門知識や技術が求められますから、外壁塗装のプロに相談してチェックしてもらうのが正解ではないでしょうか。
小面積の外壁塗装ならセルフでも可能?
小面積の外壁塗装ならセルフでもできるかどうかは、求めるレベルにもよります。
プロレベルのクオリティを素人にすることはやはり難しいものですし、応急処置的なものであれば可能と言えるでしょう。
どれだけ小面積であろうとも外壁塗装をするには相応の技術が必要となるので、素人がプロレベルに行うことはできません。
しかし、次回の外壁塗装をするまでの応急処置程度であれば、やり方をよく理解した上で行うのであれば十分に可能です。
見栄えはこだわらずとりあえず全体的な塗装が必要になる時期まで持てば良いぐらいの気持ちであれば、セルフで事足りることも多いものです。
ここで抑えておきたいポイントはすでに全体的に状態が悪く、一部分は剥がれやヒビが入ってしまったという状況だと、一部を直しても結局すぐに他の場所も塗装しなければならなくなってしまうので、そのような場合には最初からプロに依頼をしたほうが良いということです。
自分で行うときはその辺を見極めて行うようにしましょう。